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高橋かつのりが自身の考えや想いを綴るコラム『夢だより 風だより』

東北地方太平洋沖地震により被災された皆さまへ
2011.04.01

 震度6強の地震が高根沢町を襲いました。被害状況については3月26日に新聞折込で発行した「町政だより臨時号」の通りですが、現在でも、上柏崎地区、上高根沢山の下地区、宝積寺中坂地区ではがけ崩れの危険があるとの判断で避難勧告を発令中です。

 地震直後の午後3時2分、高根沢町災害対策本部設置。町としての初動は、町民の安否確認、小中学校児童生徒の安否と帰宅確認、負傷者の救急搬送、生活インフラである電気、水道、下水道、電話の状況確認と復旧活動の開始、町内10箇所の避難所開設、給水活動の開始、社会福祉協議会による独居老人、高齢者世帯、障がい者世帯対応などにすべての人的資源を投入しました。いまだに避難勧告や4箇所の大規模がけ崩れ現場、道路損壊による通行止めなどがあり、これらの復旧には全力を挙げてまいります。

 

 今後は、被災された方々への生活支援が中心になります。家屋の危険度判定、り災証明事務、全壊・半壊家屋住民に対する支援や生活相談、町内企業の状況把握と緊急融資体制の構築、災害救助法適用による支援、見舞金や再建資金の利子補給の検討、固定資産税等の減免への体制整備などに全職員一丸となって取り組んでまいります。さらに使用不能な学校教育施設の復旧も急がなければなりません。

 被災された町民皆様個々の生活の細かなところまで、直接に支援できなかったことに対しては、大変申し訳なくお詫び申し上げます。

 

 最後に、町民の皆様にお願いがあります。千年に一度の大地震、未曾有の災害が日本を襲ったわけですが、こんな大きな災害だからこそ、これを国民の総力を挙げて乗り越える中で、助け合い、いたわりあい、本当に大切なものを確認し、さらに素晴らしい日本国民が育つ機会にしなければなりません。そうでなければ、2万人を越えるといわれている犠牲者の皆様に申し訳がありません。生と死、順境と逆境の現実を私たちは経験しました。当たり前に思っていたことが、身近すぎることが、幸せなことだった事にも気がつきました。

 どうか力と心を合わせて、町の復興にご協力くださいますよう、衷心よりお願い申し上げます。

 

 平成23年3月25日

 高根沢町長 高 橋 克 法

■こちらのコラムに関して

こちらのコラムは、高橋かつのりが高根沢町長在任時、高根沢町の広報誌『広報たかねざわ』で執筆していたコラム『夢だより 風だより』を、高根沢町の許可を得て転載しております。
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